自分の免疫力で治す

「大腸炎・腹痛・下痢」食べ過ぎや肉食の過食が続くと腸内が異常発酵

大腸炎・腹痛・下痢
大腸炎・腹痛・下痢

盲腸炎、虫垂炎、S状結腸炎、直腸炎などが大腸炎に含まれますが、赤痢や腸結核、腸チフス、コレラなどによって起こる大腸炎もあります。下痢、腹痛、発熱が主な症状ですが、悪化すると血便を伴います。大腸炎の原因は、多くの場合、過食や肉食、食物繊維不足。腸内に老廃物が貯まり、腐敗菌が異常発酵することから起こります。

下痢になるのは、腸内の腐敗産物(アミン、アンモニア、スカトール、インドール、硫化水素など)を洗い流そうとして、腸液をはじめ、すい液、胆汁などの消化液が大量に分泌されるためです。

解決法その1「生姜湯」

大腸炎を治すには、腸内の浄化と清掃が必要です。生姜のすりおろしに熱湯を注ぐ生姜湯は下痢で失われた水分をすみやかに補ってくれると同時に、体を温めておなかの痛みを軽減してくれます。また生姜に含まれる辛味成分のジンゲロンやショウガオールには強力な殺菌作用があるだけでなく、抗漬癌作用や腸管内輸送促進件用(消化不良やガスによる腹部膨満に効く) もあります。

解決法その2「野菜スープ」

食欲があり、体力をつけたいなら、ニンジン、ジャガイモ、タマネギ入りの野菜スープがおすすめです。ニンジンに含まれるイオウやリンは胃腸の浄化に役立ちますし、ビタミンCは潰瘍になった細胞組織の再生を促してくれます。タマネギの香り(硫化アリルなど) には、気力・体力の回復を高めてくれる作用があります。これらの根菜類をとろ火にかけ、「最古の調味料」である填で味付けすれば、胃腸にやさしい栄養スープができあがります。

解決法その3「粗塩昆布」

腹痛があるとき、下痢をしているときは、租塩湿布でおなかを温め、腸に温かい血を通わせて回復を促しましょう。租塩は陽性食品の代表的なものです。鉄や亜鉛、マグネシウム、カリウムなどのミネラルが豊富に含まれています。

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