糖尿病はすい臓から分泌されるインスリンの不足により起こる病気で(インスリンは血糖を細胞に送り込むポンプのようなもの)、血液中の糖分が体内の細胞で利用されずに残るため、高血糖になります。体は血糖を薄めようとするため、のどが渇き、水をたくさん飲む結果、多尿になり、糖が尿にも出てくるようになります。すでに紀元前1500年噴から糖尿病は存在していましたが、現在の日本には、釣1600万人もの糖尿病患者がいます。
放置すると日や腎臓、神経に合併症がくるので、食生活を改善し、糖分を効率よく燃焼させましょう。糖尿病の合併症については怖いものばかりです。
解決法その1「やまいも酒」
糖尿病は、漢方では「腎虚=下半身の衰え」が原因。下半身の強化には根菜類が効きます。根菜類の中でも、特に効くのがヤマイモ。老眼や白内障、骨租軽症、足腰の冷えなど、老化による症状や病気に効果的な漢方薬は「八味地黄丸」の主成分はヤマイモです。ヤマイモのヌルヌルの成分であるデオスコランには、血糖低下作用もあります。ヤマイモを乾燥させて細かく刻み、焼酎に漬けたヤマイモ酒を毎晩寝る前に飲むと、糖尿病の改善に役立ちます。
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解決法その2「食物繊維」
海藻類のヒジキやワカメ、根菜類、豆類、玄米、コンニャクには、食物繊維が豊富に含まれています。ヒジキの妙め物やワカメのみそ汁、きんぴらゴボウや筑前煮、煮豆などを食べると、腸に進んだ食物簸維が、腸から血液への糖分の吸収を防ぎ、血糖の上昇を抑えてくれます。
筑前煮や煮豆など、昔ながらの和のおかずは、糖尿病の予防・改善食。作りおきしても味が落ちないので、時間があるとき多めに作っておくとよいでしょう。
解決法その3「タマネギサラダ」
高血圧や動脈硬化、脳血栓、心筋梗塞などの循環障害に効くタマネギは、糖尿病の予防・治療にも効果的です。含有成分であるグルコキニンには血糖値を下げる作用があるので、毎日の食生活に積極的に取り入れましょう。食物裁維がたっぷりのダイコンとワカメを加え、体を温めて糖の燃焼を助ける醤油ドレッシングをかけて食べれば、血がきれいになります。
作り方は簡単です。タマネギ一個、ダイコン100g、生ワカメ30g、市販の醤油味ドレッシング適量を用意しましょう。タマネギは薄くスライス、ダイコンは千切り、ワカメは食べやすい大きさに切り、よく混ぜてから醤油味ドレッシングをかけていただきます。