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「水虫」過剰な水分摂取で体内に余分な水がたまることが原因

水虫

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水虫は、白癬菌というカビが起こす皮膚炎です。湿気の多い皮膚、たとえば足指の問や足指のつけ板、足の裏、手の指の問、手のひらなどに発症します。水虫に悩むのは体内に水分がたまっている人に多く、コーヒーや紅茶を日常的によく飲む人、水分たっぷりのフルーツを好んで食べる人がかかりやすいのが特徴です。
日ごろから水分をとり過ぎないことを心がけ、生姜紅茶(生姜紅茶の作り方はこちら)などで体を温めて利尿を促しましょう。患部はなるべく乾燥させ、常に清潔に保つことも大事です。靴下やバスマットは、洗濯後、日光に干して乾かしましょう。

解決法その1「酢洗い」

寿司や生ガキに酢が使われるのは、強力な殺菌作用があるから。酢には食中毒菌などに対する殺菌作用のはか、白癬菌などの真菌を殺菌する作用があります。お湯で3〜4倍に薄めて患部を30分はど浸し、そのあと乾いたタオルで患部の水気をよく拭き取りましょう。これを毎日続ければ、徐々に症状が改善されていきます。

解決法その2「にんにく湿布」

10世紀頃に中国から伝わったニンニクは、「悪疫退散のために用いられた」と「古事記」や「日本書紀」にあります。和名「忍辱( にんにく)」は「侮辱を耐え忍ぶ」という意味ですが、「坊主が激臭に耐え忍んで食べるほど薬効がある」ことからきています。実際、滋養強壮や新陳代謝の促進、降庄作用、コレステロール低下作用、強肝作用、老眼の予防など、ニンニクの効果は「万病に効く」といわれるはど。強烈なにおいの元になるアリシン(硫化アリル)は、感染症に対して強い殺菌力を持ちます。ニンニクのすりおろし汁を患部につければ、水虫退治に大きな効果があります。
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「虫歯・歯槽膿漏」口腔内の血行が悪いのが原因

虫歯・歯槽膿漏
虫歯・歯槽膿漏

甘いものを食べて歯をみがかないでいると、歯と歯の間にたまった歯垢にストレプトコッカス・ミュータンスなどの細菌が繁殖して酸を作り、それが歯の石灰質を溶かして虫歯にをります。歯槽膿漏は、口内の細菌が歯肉炎を起こして歯周病に発展し、歯根膜の破壊や歯肉の過縮を起こす病気です。
歯槽膿漏は虫歯によって引き起こされるのではなく、歯ぐきの血行不良が原因です。改善するためには、1にも2にもブラッシング。リズミカルにイノラシを動かし、歯ぐきの血行を促しましょう。力が強すぎると歯茎を傷つけてしまうこともあるので注意します。

解決法その1「舌運動」

唾液には食物のカスや酸性物質を洗い流す働きがあるだけでなく、唾液に含まれる抗菌物質や免疫物質は、細菌の増殖を抑える働きがあります。ものを食べるときによく噛むと唾液の分泌が活発になり、虫歯の予防に役立ちますが、日ごろから舌をしっかり動かすことも大事です。
食事時聞以外でも舌を動かして歯ぐきをマッサージしたり、舌を出したり引っ込めたり、上下左右に動かす体操をするといいでしょう。唾液が十分に分泌され、口内の洗浄が十分になされるため、虫歯や歯槽膿漏を予防することができます。

解決法その2「パセリでうがい」

肉料理のつけ合わせなどに盛られるパセリは、古代ギリシャ・ローマ時代には食中毒や二日酔いの予防薬として珍重され、今でもヨーロッパでは薬草として用いられています。特有の香りはピネン、アピオールという精油で、殺菌効果があります。
洋食によくパセリが添えられるのは、腸内で肉や油の腐敗を防ぎ、消化不良を予防する意味があるからです。防腐作用、殺菌作用の強力なパセリは、口腔内の洗浄にもすぐれた威力を発揮します。そのまま口に入れてよく噛めば口臭止めに、すり鉢ですりつぶしてぬるま湯を加え、うがいをすれば、虫歯や歯槽膿漏を予防できます。

解決法その3「スクワット」

「老化は歯と目に来る」といいます。歯ぐきの血行が悪くなって歯肉が退縮する歯槽膿漏も、老化現象のひとつ。歯や目の弱りと下半身の力の低下は、並行してあらわれます。つまり歯の健康を保ちたいなら、下半身を鍛えればいいのです。スクワット運動をすると下半身の一散肉が刺激されて体温が上がり、血流が促され、みずみずしい血液が腰から胸、肩、首を追って歯ぐきに達し、歯槽膿漏の改善に役立ちます。

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「皮膚炎(せつ、よう、面疔、吹き出物、かゆみ)」体内の老廃物が過剰になると皮膚から排泄されるときに炎症を起こす

皮膚炎
皮膚炎

せつは、毛包や皮脂腺に黄色ブドウ球菌などの化膿菌が感染することで起こり、顔面や首、背中、大腿内側などに発生します。顔面のせつは面庁とよばれ、せつが密生したものが「よう」です。俗にいうできものや吹き出物も、同じ現象です。
体内の老廃物が過剰になると、毛穴や皮脂腺から排泄され、そこに細菌が感染して化膿し、老廃物の燃焼を行います。吹き出物は「食べ過ぎ」のサイン。下手に薬をつけるより、「食べずに治す」のが一番です。便秘ぎみの人は食物繊維を積極的にとり、腸の中をきれいに掃除しましょう。

解決法その1「きゅうりの輪切り」

昔からヘチマ水が化粧水として使われたように、ヘチマやキュウリなどウリ科の植物の汁には、美肌効果があることが知られています。ウリには、皮膚の健康に不可欠な成分であるケイ素が多量に含まれているのです。キュウリの輪切りを吹き出物に直接あてたり、キュウリの汁をコットンにひたして患部に塗布すると、吹き出物の治りが早くなり、シミも残りにくくなります。

解決法その2「さといも湿布」

サトイモに含まれる粘液質のムチンは、漬癌予防、解毒などのすぐれた作用があります。サトイモをおろし金などですりおろし、その量の3分の1 のうどん粉(小麦粉) と少量の生姜汁を加えて混ぜ合わせ、患部に湿布すると、腫れや発熱が引いてラクになります

解決法その3「海藻類」

大昔から日本人が食べてきた海藻は、「海の野菜」。海藻は野菜と同じようにクロロフィル(葉緑素) を含み、光合成により生長しますが、栄養価や健康成分は海藻のほうがずっとすぐれています。海藻に含まれる食物繊維も野菜に比べると群を抜いていて、コレステロールや脂肪、糖、発ガン物質などの除去と排泄を促すと同時に、整腸作用もあります。皮膚炎は過食による老廃物の増加が原因なので、海藻を食べて腸を掃除すると回復が早くなります。ワカメやヒジキ、モズク、コンプなどを積極的に食べるのはもちろん、おやつにところてんや寒天を食べる習慣も肌トラブルには効果的です。