馬鹿にできない!腸マッサージで腹痛・ガス・膨満感を予防、改善する

午後~夕方になるとガスが腸にたまって、おなかが張りやすくなります。そういうときは、ガスを腸から抜くと楽になります。ガス抜きマッサージがおすすめです。

このガス抜きマッサージは、大腸内視鏡検査で腸内に入った空気をスムーズに抜くために考案されたものです。検査で腸内に入った空気とガスは同じ状態にありますから、ガスがたまっておなかが張った腸内の働きを外から助けることにも効果的です。

おなかの張りに加えて、便秘など腸の働きが低下しているときにもおすすめです。ただし、このマッサージは強く押しすぎず、あくまで軽くやさしくなでるようにして行なうのがポイントです。また、即効性よりも習慣化することで効果が出てきますので、毎日の生活のなかで続けて行なうようにしてください。

腸マッサージのやり方

  1. つろいだ状態で右わき腹の下にクッションなどを置いて、横になります。
  2. 手で右わき腹をもち上げるように円を描きながら1分間マッサージします。
  3. 向きを変えて左わき腹が下にくるようにして横になり、右手で左わき腹をもち上げるように円を描きながら1分間マッサージします。
  4. あおむけになり両手で下腹部を1分間さすります。
  5. うつぶせになり1 分間ゆっくりおなかまで息を吸い込むような気持ちで深呼吸します。
腸マッサージ 横向き
腸マッサージ 横向き

腸の働きが低下しているとき、便秘のとき、おなかが張っているときは、腸マッサージを行なうとよいでしょう。リラックス(副交感神経優位)して実践するのがポイントです。

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